豪雨被災各地で復旧続く 愛媛では避難指示も[2018/07/22 06:20]

 西日本豪雨では、これまでに218人の死者が出ています。岡山県倉敷市では決壊した小田川の堤防の緊急対策工事が完了しました。

 倉敷市真備町では、小田川の支流を含めて8カ所の堤防が決壊しましたが、これまでに土嚢(どのう)を使って盛り土をする応急工事は終了しています。このうち国が管理する2カ所で、盛り土の背後に鉄の壁を造る緊急対策工事が完了しました。街に土砂が流れ込んだ広島県坂町では、練習拠点を置く中国電力ラグビー部の選手とOB約50人が試合や合宿をキャンセルして、住宅街に残った土砂を運び出すなどしてボランティアに加わっています。
 中国電力ラグビー部・松永浩平キャプテン(28):「練習ではなくて、ラグビーではなくて、とにかく何かやらなければいけない」
 被災した住民:「私たちの5人前ぐらいのパワーがあるのではないか」
 一方、愛媛県西予市野村町の一部地域に今後、新たな土砂崩れの恐れがあるとして避難指示が出されました。この地域は7日の豪雨による土砂崩れの影響で市が調査に入れず、避難指示などは出されていませんでした。対象の2世帯4人はすでに自主避難をしています。

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