エア・カナダ機が立ち往生　乗客ら5時間閉じ込め[2018/07/31 05:56]

　30日、成田空港に着陸したエア・カナダの旅客機が誤って建設中の誘導路に進入し、動けなくなりました。乗客乗員約210人が5時間以上にわたって機内に閉じ込められました。

　国土交通省によりますと、午後4時前、カナダ・モントリオールから成田空港に到着したエア・カナダのボーイング787型機がB滑走路に着陸後、誤って建設中の誘導路に入りました。誘導路の一部が舗装されていなかったため機体は動けなくなり、駐機場に牽引（けんいん）されるまで5時間以上にわたって立ち往生しました。乗客乗員合わせて212人が機内に閉じ込められましたが、けが人はいませんでした。
　乗客：「すごく疲れて、どういうことなのかちゃんとアナウンスとかで教えてほしかった」
　この影響で国内線の6便が欠航したうえ、到着予定だった2便が行き先を変更しました。