ボクシング連盟 助成金の不正流用を認める謝罪文[2018/08/01 05:50]

 助成金の不正流用などを指摘されている日本ボクシング連盟の問題です。助成金を交付したJSC(日本スポーツ振興センター)にボクシング連盟が不正流用を認め、謝罪する文書を提出したことが分かりました。

 日本ボクシング連盟を巡っては、選手への助成金の流用や試合の判定で不正を重ねているなどとして、元選手ら関係者333人がスポーツ庁などに告発状を提出しています。告発状によりますと、2015年にJSCが選手1人に交付した240万円の助成金をボクシング連盟の山根会長の指示で3等分したうえで、別の2人にも渡したとされています。JSCによりますと、ボクシング連盟は告発状で指摘された助成金の不正流用を認め、謝罪する内容の文書をJSC側に提出したということです。謝罪文書には「不正な流用がなされた経緯を連盟としても調べる」という趣旨の一文もあったということです。

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