東京医大が入試で女子減点!白い巨塔に男女格差!?(2018/08/06 21:04)

 東京医科大学が入試で女子受験生の得点を勝手に下げていた問題。女子だけでなく3浪以上の男子学生についても同じように減点していたことが明らかになりました。医療の現場で男女平等というのはどこまで可能なのか考えていきたいと思います。

 医療の世界では、女性は虐げられているのでしょうか。
 厚生労働省・加藤勝信大臣:「女性だからなんとかだからと言って、一律に制限を加える、いわば不当に差別することは、一般論として申し上げればあってはならないと思う」
 今年2月に行われた東京医科大学の一般試験で女子受験者の得点を一律に減点していた疑惑が浮上しています。発覚したのは先月、文部科学省の前局長から便宜を図ってもらう見返りにその息子を不正に医科大に合格させた事件の捜査の過程でのことでした。女子受験者の一律減点は女性の結婚や出産による離職率の高さを理由に、少なくても7年以上前から行われていて女子学生の入学者数を3割を超えない程度に抑えることが目的とされていたといいます。さらに、読売新聞によりますと、3浪以上の男子学生の合格者数の抑制も行われていたということです。渦中の大学に通う現役学生は…。
 東京医科大・現役学生:「(Q.自分の大学で不正があったことは?)ショックです。不信感で見られるのは嫌です」「医学部なんてそんなもんじゃないかなっていうのは若干ありますよね」
 男女差別とも思える今回の問題に学校前では抗議のデモが…。
 抗議デモ参加者・北原みのりさん:「女性だから一律減点。そして、女性は離職する。激務に耐えられないという理由で女子大生の点数を引いた。それはやっぱり、自分の将来の夢を見て机の前に向かって受験勉強をしていた女性たちの心をくじく。もしかしたら私もそういうのがあったんじゃないかって思う。社会人の女性たちに対しても、非常にショッキングなことだったと思う」
 しかも、問題はこれだけではありませんでした。東京医大は2013年に文科省の「女性研究者研究活動支援事業」に選ばれ、3年間で8000万円以上の補助金を受けていたのです。この補助金に関して大学のHPでは…。
 大学のHP:「女性研究者が能力を最大限発揮できるとともに、出産、子育てまたは介護と研究を両立するための環境整備を行う取組みを支援することを目的とした事業」
 つまり、女性の結婚や出産とそのキャリアの両立を支援する補助金を受け取る一方で、女子学生を減らす操作を行っていたというのです。日本の大学の「女性差別」ともとれる古き慣習に対し、海外からは…。
 ロイター通信:「女性は相変わらず就職で苦戦を強いられ、出産後の仕事復帰でも壁に阻まれています」
 フランス大使館ツイッター:「フランスの大学医学部に占める女子学生の割合は2000年の57.7%から2016年には64.1%に上昇しました。皆さん、是非フランスに留学しに来て下さい」

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