建設中の島根原発3号機 規制委に新基準の審査申請[2018/08/10 11:57]

 中国電力は、建設中の島根原発3号機が新しい規制の基準に適合しているか原子力規制委員会に審査を申請しました。

 中国電力・北野立夫常務執行役員:「すでに申請している2号機同様、3号機の審査においても真摯に対応して参りますので、よろしくお願いします」
 中国電力は島根3号機の新規稼働に向けた審査について、30キロ圏にある島根県や鳥取県などの了解を取り付けたことから申請に踏み切りました。東日本大震災以降、建設中の原発の審査申請は青森県の大間原発に続いて2例目となります。島根原発は全国で唯一、県庁所在地にある原発で、30キロ圏内の人口も47万人います。今後は避難計画の策定も大きな課題となりそうです。島根原発は2号機でも再稼働に向けた規制委員会の審査が進められています。

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