幹部の汚職が相次ぐ文科省 調査チーム立ち上げへ[2018/08/10 18:44]

 現職幹部が相次いで逮捕された汚職事件を受け、林芳正文部科学大臣は職員の服務規律の順守状況などを調べる調査チームを立ち上げる方針を明らかにしました。

 文部科学省によりますと、調査チームは水落敏栄副大臣を座長とし、弁護士や公認会計士ら合わせて5人で構成します。汚職事件が公募型事業で起こったことから、すべての公募型事業を対象に職員の不当介入がないかを点検するほか、職員が過剰接待を受けていないかなど服務規律の順守状況も調べるということです。第1回会議を今月下旬に開く予定で、担当者は「秋には中間報告をまとめて公表できるようにしたい」話しています。この中間報告を踏まえ、林大臣を中心としたメンバーで再発防止策や文科省の立て直し策を検討するということです。

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