熱中症が過去最多数 巣鴨ではエアコン“悪者説”も(2018/08/10 21:05)

 10日も暑かったということで35度を超えても驚かなくなってしまった人も多いと思うんですが、この夏、熱中症の搬送者数というのが過去最多となるなか、それでもエアコンを嫌う人がいるというのもまた事実です。どうして使わないのか、エアコンは人体に悪影響かを考えます。

 「災害」といわれる今年の猛暑。10日も都心の気温が35度に迫るなか、東京ビッグサイトでは、世界最大級の同人誌即売会「コミックマーケット」が開幕しました。運営側が神経を使ったのが、参加者の熱中症です。会場では、午前10時から午後1時までの間に約180人が体調不良を訴えて手当てを受けましたが、全員回復したということです。総務省消防庁によると、4月30日から今月5日までの3カ月で、熱中症とみられる症状で救急搬送された人は、全国で7万1266人となり、年間で最も多かった2013年の5万8729人を上回りました。死者は138人。救急搬送された人のうち、半数近くが65歳以上の高齢者でした。東京板橋区では、5日に集合住宅の一室で80代の夫婦とみられる男女が死亡しているのが見つかりました。熱中症とみられています。先月25日に渋谷区恵比寿のマンションでも、80代の姉妹の遺体が見つかりました。こちらも熱中症が死因とみられています。板橋のケースも恵比寿のケースも部屋は閉め切られ、エアコンは使われていませんでした。エアコンを使わずに熱中症になり、亡くなる高齢者のニュースが後を絶たないなか、なぜエアコンをつけないのか、という疑問が浮かびます。理由としてよく聞かれるのが「エアコン嫌い」です。本当のところどう思っているのか、アベプラ取材班は生の声を求めて巣鴨へ。
 70代:「(Q.クーラーを使いますか?)あんまり使わないです。クーラーの風が好きじゃないので」「(Q.クーラーを使いますか?)倒れたらアカンからつけてます。あんまり好きじゃないけど」
 80代:「(Q.クーラーを使いますか?)クーラーはほどほどにしてます。クーラーばかりやってたら体がおかしくなります」
 70代:「(Q.クーラーを使いますか?)あんまり好きじゃない。自然の風が一番ですけど」
 70代:「(Q.クーラーを使いますか?)好きじゃない。足元が冷えちゃう」
 エアコンの重要性は分かっていても、苦手意識があるようです。さらに、冷房が体に悪いという認識もあるようです。一方、浅草のせんべい店では、職人さんが一枚一枚丁寧にせんべいを焼いていますが、仕事場にクーラーはありません。炭火の前では気温は60度を超えるといいますが、職人さんは足元に氷の入ったお茶を常備し、15分に一回は飲んで熱中症にならないよう気を付けているということです。

番組スペシャル動画

教えて!あの街あの情報

防災リンク集