散水で路面温度5度ダウンも 五輪客の暑さ対策実証[2018/08/13 11:58]

 2020年の東京オリンピック・パラリンピックでの観客への暑さ対策として、東京都が実際の競技会場の歩道で路面温度を下げる実証実験を行いました。

 都は実験で、歩道に水をまいたり日傘を差したりした場合の効果を検証しました。実験した通りは車道が競歩やマラソンのコースになっていますが、客が観戦する歩道には街路樹がなく、木陰がほとんどありません。実験では水をまいた歩道の路面温度が3度から5度、下がりました。都はこの実験を踏まえて、客への暑さ対策として活用する考えです。他にも、ミストの設置や温度上昇を抑える路面の舗装などが進められています。

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