高浜原発4号機 放射性物質を含む蒸気の漏れを発見[2018/08/21 05:56]

 関西電力の高浜原発4号機で定期検査中に原子炉の上ぶたから放射性物質を含む蒸気が漏れていたことが分かりました。

 20日午後3時ごろ、高浜4号機で原子炉上ぶたに付いている温度計を挿入する部分から蒸気が漏れているのを点検中の作業員が発見しました。関西電力によりますと、蒸気には微量の放射性物質が含まれていますが、安全上の問題や環境への影響はないということです。高浜4号機は去年、再稼働して、5月から定期検査のため運転を停止していました。関西電力は24日に高浜4号機の発送電を再開する予定でしたが、蒸気漏れを受けて定期検査の期間を延長する予定です。

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