“水増し”2000人超か 中央省庁の障害者雇用[2018/08/22 11:48]

 霞が関の中央省庁が障害者の雇用数を水増ししていた疑いがある問題で、水増しされた職員数は全体で2000人を超えるとみられることが分かりました。

 厚生労働省によりますと、去年6月の時点で中央省庁など国の33の行政機関全体で約6900人の障害者を雇用していました。政府関係者によりますと、このうち2000人を超える職員が国が定めた障害者の雇用に関するガイドラインに合わないなど、水増しにあたる可能性のあることが分かりました。ANNの取材で、これまでに国土交通省など複数の省庁で障害者の職員を水増しして算入していたとみられます。厚労省は6月から障害者の雇用水増し問題の調査を行っていて、近く結果をまとめて公表する方針です。

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