「オウム事件真相究明の会」 初めて集会開く[2018/08/25 00:05]

 オウム真理教による一連の事件の真相究明を求める団体の集会で、松本サリン事件の被害者は、死刑執行について「何の解決にもなっていない」と話しました。

 「オウム事件真相究明の会」は、映画監督やジャーナリストらが6月に立ち上げました。会は麻原こと松本智津夫元死刑囚の死刑執行に反対し、松本元死刑囚自身が事件の真相を語るべきだと主張していました。集会には松本サリン事件の被害者・河野義行さんが出席し、死刑執行についての考えを述べました。
 松本サリン事件の被害者・河野義行さん:「死刑執行されたからといって、遺族の何が変わるのか。何の解決にもなってないと思う」
 松本元死刑囚の死刑が執行されたため、会としての活動は終了するということです。

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