厚労省の概算要求、31兆円超 高齢化で6000億円増加[2018/08/29 13:10]

 厚生労働省は来年度の予算として、過去最高となる約31兆9000億円を要求することを発表しました。

 厚労省の来年度予算の概算要求は総額31兆8956億円で、今年度の予算額から2.5%増えて過去最高の要求額となりました。働き方改革に関連した要求は3800億円で、このうち賃上げや長時間労働の削減に向けて取り組む中小企業などへの支援に1223億円を計上しました。年金や医療費などの高齢化に伴う増加分としては6000億円を見込んでいます。このほか、全国的に災害が相次いでいることから災害現場での医療体制を充実させるため、55億円を要求することにしています。

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