「この言葉があったら詐欺」イラストで被害撲滅へ[2018/08/30 09:36]

 神奈川県警伊勢佐木警察署は、地元で活躍するイラストレーターが作成した「この言葉があったら詐欺」と書かれた振り込め詐欺撲滅のチラシを配り、被害防止を呼び掛けました。

 伊勢佐木警察署・和智勉署長:「昨日現在で1676件の発生、被害額につきましては36億600万円ということで、これを日に計算しますと毎日、県下のどこかで7件の発生があり、毎日、1500万円強のお金が善良な市民から犯人側に渡っている」
 29日、横浜市中区で、振り込め詐欺の被害防止のポスターを作成したイラストレーターのイクタケマコトさんに警察から感謝状が贈呈されました。イクタケさんは横浜市の歓楽街だった黄金町地区をアートの街へと変える活動を行っていて、今回のデザインでは振り込め詐欺対策に有効とされる留守番電話の設定や「この言葉があったら詐欺」と分かりやすいイラストで呼び掛けています。神奈川県では去年、特殊詐欺の被害額が過去最悪の約58億円で、今年も被害が多発しています。

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