相次ぐ障害者雇用水増し問題 厚労省が全国的調査へ[2018/08/31 19:17]

 障害者の雇用数が水増しされていた問題を受け、厚生労働省は全国的な調査に乗り出しました。

 障害者の雇用を巡っては、国税庁や国土交通省など27の省庁などで3460人の職員が水増しされていました。こうした水増しは地方でも相次いで発覚していることから、厚労省は全国の都道府県と市町村に対し、去年6月時点での障害者の雇用状況について調べるよう31日中に依頼する方針です。都道府県などが去年6月の時点で雇用していると報告した障害者は約5万人とされています。厚労省は調査結果を来月中に報告するよう求めていて、結果をまとめて公表する方針です。

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