衆参両院と裁判所でも 障害者雇用“水増し”436人[2018/09/07 11:59]

 障害者の雇用を巡り、国会や裁判所でも職員の数が合わせて436人、水増しされていたことが分かりました。

 厚生労働省によりますと、去年6月の時点での障害者の雇用について再点検したところ、衆議院や参議院の事務局などで37人、最高裁判所をはじめとする全国の裁判所で399人の職員が水増しされていました。障害者の雇用数の水増しが中央省庁にとどまらず、立法機関や司法機関でも実際には当時の法定雇用率を大きく下回っていたことが明らかになりました。厚労省は弁護士などの第三者による検証委員会を設置し、来月までに再発防止策などをまとめる方針です。

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