関空一部停電のなか復旧作業 台風21号から1週間[2018/09/11 11:49]

 関西空港が台風21号で浸水被害に遭ってから1週間が経ちました。現在も復旧作業が続いています。

 (永井佳織記者報告)
 関西空港第1ターミナルです。第1ターミナルでは建物が浸水した影響で現在も一部、停電が続いていて、運用が再開できていない状態です。この1週間では第2ターミナルを使って、一部の国際線、国内線を再開することができました。しかし、10日の段階で2割程度の運航にとどまっていて、通常であれば一日に8万人以上が行き交う空港ですが、現在も閑散とした雰囲気が漂っています。第1ターミナルでは14日をめどに電気が通っている南側を使って一部運用を再開する見通しですが、運航する便はどの便になるのかといった具体的な話は出てきていません。また、連絡橋の損傷部分については、14日の撤去完了を目指して12日にも作業に取り掛かる予定で、石井国土交通大臣は「鉄道も今月中に再開できる見込み」だとしています。

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