JALパイロット乗務前の禁酒 「12時間前」に緩和へ[2019/03/29 18:33]

 パイロットや客室乗務員の飲酒問題で、日本航空は乗務前の飲酒禁止時間を24時間としていた暫定対策をこれまでと同じ12時間前に戻すことにしました。

 日本航空は、去年から相次いだパイロットや客室乗務員の飲酒の不祥事を踏まえ、乗務開始の24時間前をすぎてからの飲酒を禁止していました。その後、社内でのアルコールの検査体制が整ったと判断したことから、4月1日からこれまでと同じ乗務開始の12時間前に戻すということです。日本航空では、アルコールの陽性反応が出たパイロットは停職以上の懲戒処分とすることを決めたほか、アルコール検査を別のパイロットに身代わりさせる「替え玉」を防ぐため、検査業務を外部の会社に委託することを始めています。

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