マスク3000枚“爆買い”も 春節で銀座に中国人殺到[2020/01/24 18:08]

 中国は24日から春節の連休に入り、多くの観光客が日本を訪れ始めています。経済効果と新型ウイルスは観光立国の日本にとっては大変、頭の痛い問題です。観光客を迎える東京・銀座から報告です。

 (柳下圭佑アナウンサー報告)
 街の様子を見てみると、あまり観光客の数というのには変化は見られないかと思います。マスクをしている人が多いのかなと思いましたが、意外とまばらでした。というのも、中国国内にいた時は不安視していた人もいましたが、日本国内に入ったらまだ感染者が少ないということで、安心してマスクを外したという人がたくさんいました。そして、段ボール箱いっぱいに3000枚のマスクが入った箱を買っている人もいました。その人に話を聞いたところ、この後に新型コロナウイルスの影響がどこまで続くか分からないので、国内に帰っても安心してマスクを引き続き使えるようにたくさん買っていったということを話していました。家電量販店でマスクなども販売していますが、例年以上にマスクはかなり売れているということでした。家電量販店では今回の新型コロナウイルスの報道を受け、初めて従業員がマスクを着けて接客することを認めたということでした。街の人は春節に合わせたインバウンドの中国人観光客の需要というものをすごく期待してはいますが、同時に新型コロナウイルス感染に対する不安を声として上げている人もいました。

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