東京消防庁で初の感染者 救急隊員の30代男性[2020/04/10 01:44]

 東京消防庁としては初めて30代の救急隊員の男性が新型コロナウイルスに感染したことが分かりました。

 東京・江東区の深川消防署森下出張所に勤める救急隊員の30代の男性は先月30日の勤務中に37度8分の発熱があり、医療機関への2回の通院でPCR検査は必要ないと診断されました。しかし、症状が治まらず、改めて今月7日に診察を受けてPCR検査をしたところ、9日に陽性と判明しました。男性は神奈川県在住で公共交通機関を使って通勤していました。東京消防庁は男性と接触のあった職員19人を自宅待機にしています。東京消防庁の職員で感染が確認されたのは初めてです。男性はこれまで感染患者の搬送などには携わっておらず、東京消防庁は保健所と連携して感染経路を調べるとしています。

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