国内外で開発が進む新型コロナウイルスのワクチンを複数の国で共同で購入する国際的な枠組みに日本も参加することを加藤厚生労働大臣が明らかにしました。
 厚労省によりますと、日本が参加を表明したのは複数の国が資金を出し合って新型コロナウイルスのワクチンを共同購入するCOVAXファシリティという枠組みです。これはWHO(世界保健機関)などが計画した枠組みで、来年末までに世界で20億回分のワクチンの確保を目指しています。参加国は人口の少なくとも2割のワクチンを確保できます。このほか、途上国にもワクチンを供給して国際的なワクチンの普及を目指すということです。日本からの出資額は明らかにされていません。政府は来年上半期までにすべての国民分のワクチンを確保する方針を示しています。                      
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