高齢者施設などの入所者と職員15万人にPCR検査検討[2020/09/01 20:44]

 東京都は都内の高齢者施設などの入所者と職員約15万人に対し、PCR検査を行う方向で検討していることが分かりました。

 都内の感染者は各世代に広がっていて、重症化のリスクが高い高齢者への感染防止策が急がれています。関係者によりますと、東京都は都内にある約860カ所の高齢者施設と障害者施設の入所者と職員を対象に唾液によるPCR検査を行う方向で検討しています。対象となるのは15万人規模で、検査に必要な約30億円は都が全額負担するということです。今月に開会される都議会に提出する補正予算に盛り込み、可決されれば来月以降に検査を始める方針です。

こちらも読まれています