埼玉県警がテロ対策訓練 五輪に向け地元事業者も[2020/11/27 07:38]

 来年の東京オリンピック・パラリンピックの開催に向け、さいたま市では地元の事業者も参加してテロ対策訓練が行われました。

 爆発物とみられる不審物がバスターミナルの待合室で見つかった想定で行われた訓練では、客を避難させた後、盾などを持った警察官が不審物を特殊な器具で囲って爆発の被害を防止しました。訓練が行われたのは、来年夏のオリンピックでバスケットボールが開催されるさいたまスーパーアリーナ近くのバスターミナルで、周辺にある民間事業者の社員らも参加しました。
 藤島庸正警備課長:「テロ対策というのは警察だけでは成り立たないと思っていますので、今後も(県民や事業者に)協力をお願いしたいと思う」
 警察は参加者らに海外のスポーツイベントで起きた爆発テロ事件の事例を挙げながら速やかな情報提供が未然防止につながるなどとして協力を求めました。

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