東京五輪の追加費用2000億円 延期に伴い組織委試算[2020/11/29 12:03]

 東京オリンピック・パラリンピックの延期に伴う追加費用について、大会組織委員会が約2000億円とする試算をまとめたことが分かりました。

 去年12月、組織委員会は東京大会の開催経費が総額1兆3500億円になると発表していました。その後、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて延期が決まり、追加費用の検討が進められてきました。大会関係者によりますと、組織委員会は大会の簡素化などを進め、追加経費が約2000億円になるとする試算をまとめたことが分かりました。会場装飾の見直しや延期に伴う人件費、チケット払い戻しのための経費などが盛り込まれているということです。組織委員会は負担割合について国や都と協議したうえで来月、試算を公表します。

こちらも読まれています