アストラゼネカ社とワクチン6000万人分契約 厚労省[2020/12/11 17:09]

 厚生労働省はイギリスの製薬会社「アストラゼネカ社」と正式に新型コロナワクチン6000万人分の供給を受ける契約を結んだと発表しました。

 厚労省によりますと、「アストラゼネカ社」が新型コロナワクチンの開発に成功した場合、年明けから国内に6000万人分が供給されるということです。このうち1500万人分が3月までに供給されます。アストラゼネカ社のワクチンは1人あたり2回の接種となる予定です。厚労省はすでにアメリカのモデルナ社と契約をしているほか、ファイザー社とも合意しています。2社のワクチンは専用の冷凍庫が必要ですが、アストラ社のワクチンは冷蔵庫で保管できます。ワクチンの接種は高齢者や基礎疾患がある人などから優先して始まる予定で、市町村から送られてくるクーポンで事前に予約して接種できるようになる見通しです。

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