新型コロナ解雇・雇い止め7万9000人超え 去年累計[2021/01/04 11:04]

 新型コロナウイルスの影響で、解雇や雇い止めとなった人は去年1年間で7万9000人を超えたことが分かりました。

 厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、従業員を解雇したり契約を更新しないなど雇用調整、いわゆる雇い止めをしたりした企業は去年1年間で累計で12万387事業所に上り、労働者の数にすると7万9608人になりました。月別で見ると、最も多かったのは緊急事態宣言が出ていた5月で、1万2949人に上りました。6月以降、いったんは減少したものの、その後は増減を繰り返していて、厚労省は今後も動向を注視したいとしています。

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