生活保護申請が4カ月連続で前年に比べ増加[2021/03/03 11:03]

 生活保護の申請件数が4カ月連続で前の年より増えていることが分かりました。厚生労働省は緊急事態宣言による影響など今後も注意が必要だとしています。

 厚生労働省によりますと、去年12月の生活保護の申請件数は1万7308件で前の年の同じ月より1055件増加しました。

 生活保護の申請件数は4カ月連続で前の年の同じ月を上回っています。

 また、生活保護を受け始めた世帯は1万7272世帯で、前の年の同じ月より662世帯増えて2カ月連続で前の年の同じ月を上回りました。

 厚労省は「新型コロナウイルスによる雇用情勢悪化の影響が出始めている」として、「今後、緊急事態宣言の影響が出る可能性もあるため注意が必要だ」としています。

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