都内で陽性疑い患者搬送“4時間”救命救急に影響も[2021/08/05 11:20]

 都内で新型コロナの感染者が増えるなか、感染の疑いがある患者を30以上の病院で受け入れができず、搬送に約4時間かかっていたことが分かりました。

 関係者によりますと、2日午後10時ごろ、東京・杉並区に住む新型コロナ疑いの患者が救急車を要請しました。

 ところが、30以上の病院で受け入れができず、35件目の病院でようやく受け入れが決まりました。

 搬送までに約4時間かかったということです。

 感染拡大の影響は、脳卒中や心疾患などの重篤な患者を受け入れる救命救急センターにも出ています。

 都内には全部で26の救命救急センターがありますが、10カ所以上のセンターで重篤な患者の受け入れができなかったケースが発生しているということです。

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