最後のイルカショー演目 油壺マリンパーク[2021/08/24 15:16]

 来月、閉館することが決まった神奈川県三浦市の水族館「京急油壺マリンパーク」で最後のイルカショーのプログラムが始まりました。

 油壺マリンパークのイルカショー、そのうち2頭は全国で飼育されているイルカのうち2番目、3番目に高齢の40歳ほどで、これまでずっと子どもたちの声援を受けてショーを支えてきました。

 時代とともに数々のプログラムが演じられましたが、閉館を前に今月、最後のプログラムが始まりました。

 新型コロナ対策で入場者を600人から300人に絞り、事前予約制にしてショーが開催されています。

 マリンパークのスタッフ:「まもなく私たち京急油壺マリンパークは万感の思いを込め、53年の歴史に幕を下ろそうとしています。これまで本当にありがとうございました」

 マリンパークは多くの生き物の繁殖にも成功してきました。そのうちの一つが、園の人気者「キタイワトビペンギン」です。

 中井武館長:「キタイワトビペンギンについては一番最初の飼育から携わっていますので、この子たちについてはずっとここにいてもらいたいのと、やっぱりマリンパークのイワトビペンギンはシンボルなので寂しいものはあります」

 マリンパーク閉館まであと1カ月余りです。

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