新たなデルタ株 ブレークスルー感染を初確認[2021/09/07 22:25]

 東京医科歯科大学は国内で初めて確認されたアルファ株に似た変異を持つ新たなデルタ株について、「ブレークスルー感染が確認された」と発表しました。

 東京医科歯科大学が先月中旬に国内で初めて確認した新たな変異ウイルスはデルタ株にみられる「L452R」変異に加え、アルファ株に似た「N501S」変異を持っています。

 その後の調査で、この変異ウイルスに感染した患者と接触したワクチン接種済みの人が感染していたことが分かりました。

 東京医科歯科大学はブレークスルー感染が確認されたことを受けて「少なくとも現在、流行しているデルタ株と同等の感染力を持つと考えられる」として、今後さらに解析や調査が必要だとしています。

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