コロナ影響で124人の学生が内定取り消し 厚労省[2021/09/22 15:05]

 新型コロナウイルスの影響で124人の学生が就職の内定を取り消されていたことが分かりました。

 厚生労働省によりますと、今年3月に卒業予定だった学生のうち、採用の内定が取り消しになったのは37の事業所で136人でした。前の年から75人減りましたが、新型コロナの影響とみられるケースが9割で124人だったということです。

 内訳は大学生や短大生などが111人で高校生が13人でした。業種別では卸売りや小売業が最も多く、75人でした。

 厚労省は来年の見通しについて「コロナを見据えて採用活動が行われたので内定の取り消しはそこまで増えないだろう」としています。

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