噴火でできた小笠原“新島”当初予想より長く残るか[2021/10/17 18:05]

 8月の海底火山の噴火で新しい島ができた小笠原諸島の福徳岡ノ場の最新の様子を朝日新聞社機から撮影しました。

 今月15日、福徳岡ノ場を上空から取材したところ、噴火直後には東側と西側に分かれるようにできていた新しい島は東側の陸地がなくなっていました。残った西側は上の段と下の段の二段構造に見えました。

 専門家によりますと、下の部分は噴火に伴う火砕流が作った台地とみられます。

 崩れやすい上の部分に対して台地は固く、当初の予想より長い期間残りそうです。

 しかし、波に洗われ、なくなる見通しは変わらないということです。

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