小学生など、低年齢でもムダ毛を剃ってツルツルになりたいという志向が浸透し「キッズ脱毛」が急速に増えているという。
フレイアクリニック横浜院の鳴海真緒氏は「一番小さい子だと9歳から脱毛している子がいる」と明かして「同じ小学校の同級生の男の子から『毛深いね』と言われて、気にした子がお母さんに相談してここを選んで来る」「プールの授業があるので、夏前に腕や足を綺麗にしようと通う方が多い」と理由を説明した。
最近では親子で脱毛する人も多いそうで、キッズ脱毛の利用者数も2022年と比較すると、およそ20倍に増加しているという。
街の意見を聞いてみると、20代の女性からは「結局20歳とかで(脱毛)するんだったら若いうちからしたほうが。(毛を)剃るのってめんどくさいからうらやましい」「早めにやれるならやりたかった」「子どもがしたいって言ってするなら素敵」、30代女性も「毛深くていじめの対象になるくらいなら剃っちゃってもいい」と、比較的好意的な声が相次いだ。
脱毛は大きくわけて医療脱毛と美容脱毛がある。2つの違いについてeクリニック新宿院の田中里佳院長は「エステ脱毛と医療脱毛だと出せる出力が変わってくる。医療脱毛は高い出力が出せるので、半永久的な効果が望める。エステ(美容)脱毛は痛みが少ない分、半永久な効果は難しい」と解説。医療脱毛は高出力のレーザーで、毛の生成に関わる細胞を破壊。美容脱毛は毛根に強い光を当てて毛根にダメージを与える施術。脱毛期間の効果に違いがあるという。
そもそも脱毛とは何歳くらいからやるべきなのか。田中院長は「ホルモンバランスが安定してくるのが大体10代後半なので、10代後半くらいからだと1番効果的で安全」と説明。さらに、「肌に赤みがあったり、肌が荒れている真っ最中の時は脱毛はしない方がいい」と解説した。
(『ABEMA的ニュースショー』より)