もう1つのプロ野球…“戦力外”村田修一が再出発[2018/04/09 07:19]

 もう一つのプロ野球「独立リーグ」が7日に開幕しました。読売ジャイアンツを「戦力外」になった日本球界屈指のスラッガーが開幕戦に出場し、久しぶりの公式戦に臨みました。

 独立リーグ「BCリーグ」。前橋市で行われた試合に登場したのは村田修一選手、37歳。通算360本塁打、過去2年連続で本塁打王にも輝いたスラッガー。若返りを目指すという巨人軍の構想から外れて戦力外に。「とりあえず今年は現役がやりたい。独立リーグに来て1年間、もがいてみようかな」と話す村田選手は現役を続けながらNPB(日本野球機構)復帰を目指すため、独立リーグを新天地に選び、先月に栃木ゴールデンブレーブスに入団しました。チームの本拠地の栃木県で“単身赴任”の生活を送る村田選手は料理や掃除はもちろん、ユニホームも自分で洗濯しています。開幕戦、4番サードで先発出場した村田選手は1死満塁の大きなチャンスもありましたが、この日は無安打に終わりました。新天地での初戦を終え、村田選手は「打てなかったですけど、最後、チームは同点に追い付いて良かったと思いますし、皆と楽しく野球ができてきょうは本当に良かった。またNPBを目指すなかで、野球をやってみようとここに来たので。またこれからも皆とともに泥まみれになって野球をやってやろうかなと思っています」と話しました。

くわしくは動画で…

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