大腸菌が基準値超え…トライアスロンでスイム中止[2019/08/17 12:00]

 来年の東京オリンピック・パラリンピックのテストを兼ねて東京・お台場で開かれているパラトライアスロンワールドカップはコースの水から基準値を超える大腸菌が検出されたためスイムが中止になりました。

 大会実行委員会によりますと、16日にお台場海浜公園のスイムコースの水質を検査したところ、大腸菌のレベルが基準値の2倍を超えたということです。実行委員会はスイムを中止し、ランとバイクの2種目だけで協議を行うことを決めました。16日まで同じ会場で行われていた健常者のトライアスロンの大会では選手の間から「水が臭い」という声も出ていて、来年の本番が懸念されます。国際トライアスロン連合は会見で、「東京オリンピックでも、環境によっては競技変更をする可能性がある」と語りました。

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