「からあげクン」が2度おいしい…廃油から発電へ[2016/01/31 17:42]

 「からあげクン」から発電です。コンビニ大手のローソンが、からあげクンなど店内で調理した際に出る廃油から電気を作り、店舗で使用する取り組みを始めます。

 仕組みとしては、からあげクンなど揚げ物を調理した後に出る植物性の廃油を各店から集めてバイオディーゼル燃料に加工し、店の発電機で使います。ローソンは、このバイオマス発電の1号店を2月5日、兵庫県姫路市にオープンします。さらに、この店では屋上の太陽光発電やLED(発光ダイオード)照明などを組み合わせることで、これまで電力会社などから買っていた電力を2010年度に比べて約7割も削減する見込みです。ローソンとしては採算が合う仕組みを作り、今後、他の店にも広げたい考えです。

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