4月の“街角景気”熊本地震で2カ月ぶりマイナス[2016/05/12 15:10]

 内閣府が発表した4月の街角景気調査は、熊本地震の影響で指数が2カ月ぶりにマイナスとなりました。

 タクシー運転手やスーパーの店長など、景気に敏感な職業を対象とした景気ウォッチャー調査は、4月の景気判断指数が2カ月ぶりに減少し、前の月を1.9ポイント下回る43.5となりました。内閣府によりますと、熊本地震については、旅行代理店や飲食店から「地震でほぼキャンセルとなった」「自粛ムードが高まっている」などの声があり、指数を1.7ポイント程度押し下げたということです。「横ばい」を示す「50」を下回るのは9カ月連続です。内閣府は景気の判断を据え置き、3カ月連続で「弱さがみられる」としています。

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