愛称はイデコ…投資先を選ぶ“個人型”年金をPR[2016/09/16 11:53]

 公的年金への不安が高まるなか、税制上の優遇がある年金の対象者が来年から広がります。政府は加入者を増やそうと制度に愛称を付け、大々的にPRしました。

 加入者が自分で投資先を選ぶ個人型確定拠出年金の愛称は「iDeCo(イデコ)」です。現在は、自営業者と一部の企業のサラリーマンだけしか加入できませんが、来年1月から対象が広がり、すべての会社員と専業主婦なども利用できるようになります。政府としては、個人でも自己責任で資金を運用して、老後に備えてもらう狙いがあります。この制度を広げるため税制上の優遇があり、所得300万円の人が月1万6000円を30年間積み立てた場合、115万円ほどが減税されます。ただ、運用によっては元本割れするリスクがあります。

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