“景気判断”九州・沖縄を引き上げ 東海を引き下げ[2016/10/17 16:22]

 日銀は全国9地域中、2地域で景気判断を引き上げ、逆に1地域で判断を引き下げました。

 日銀が発表した地域経済報告(さくらレポート)によりますと、全国各地の景気判断は、「東海」を引き下げる一方、「中国」と「九州・沖縄」は引き上げ、そのほかの6地域は横ばいでした。東海地方では、円高で輸出企業の業績に影響が懸念されることから、所得の先行きに不透明感が広がっています。引き下げは2013年1月以来、3年9カ月ぶりです。一方、中国地方では、三菱自動車の燃費不正で止まっていた軽自動車の販売が再開したことや、九州・沖縄では、熊本地震からの持ち直しで個人消費が回復しているとしてそれぞれ景気判断を引き上げました。

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