経営難の東芝 東芝機械の株式売却 売却額153億円[2017/03/03 15:50]

 原発事業の巨額損失で経営難に陥っている東芝は、グループ会社で工作機械などを扱う東芝機械のほとんどの株式を売却したと発表しました。売却額は153億円になります。

 東芝は、7000億円にも上る巨額損失の穴埋めのため財務基盤を強化していて、保有する東芝機械の20.1%のうち18.1%を売却しました。これにより、東芝機械は東芝の持ち分法適用会社から外れることになります。売却益は55億円で、2016年度の連結業績見通しに変更はないということです。東芝は先月、医療機器のリースを行う東芝医用ファイナンスやグループ会社が運営する石炭火力発電所などの株式の売却を相次いで発表しています。

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