東芝の半導体事業入札 台湾・鴻海が2兆円超を提示[2017/04/05 05:57]

 東芝が売却を進めている半導体子会社の入札で、台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業が2兆円を超える金額を提示していることが分かりました。

 東芝は、巨額損失の穴埋めのために半導体子会社の株式売却を進めています。関係者によりますと、一次入札に手を挙げたのは10組程度で、台湾の鴻海精密工業が2兆円を超える金額を提示していることが分かりました。また、アメリカの半導体大手のブロードコムもファンドと組んで約2兆円を提示したということです。名乗りを上げた日本企業はありませんでした。東芝は今後、個別に具体的な条件などを協議し、来月にも買い手候補を決定したい考えです。

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