7社連合で電気自動車の技術開発へ スズキなど参加[2017/12/31 15:28]

 スズキ、SUBARU、ダイハツ工業、日野自動車の4社は、トヨタ自動車などが設立した電気自動車の技術開発を進める新会社に参加することになりました。

 新会社は、トヨタ、マツダ、デンソーの3社で9月に設立されました。各社の持つ強みを生かし、電気自動車技術開発を加速させることが狙いです。新たにスズキ、SUBARU、ダイハツ工業、日野自動車の4社が加わり、2018年1月から、それぞれ約5人の技術者を参加させるということです。トヨタが90%、マツダとデンソーがそれぞれ5%の現在の出資比率は変えず、新たに加わる4社は開発の費用を負担するということです。世界的に排出ガス削減の規制強化の動きが活発化していて、自動車業界も、排ガスを出さない電気自動車などへの対応を迫られています。トヨタは、電気自動車に搭載する電池事業でパナソニックと協業を進める方針を明らかにしています。2020年に販売を開始する電気自動車を2020年代前半には、世界で10車種以上に拡大する予定です。

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