交渉のカギを握る「ヨルダン」 どんな国なのか[2015/01/27 17:03]

 交渉の鍵を握るヨルダン。これまでも、欧米とともに「イスラム国」への空爆に加わるなど「対テロ作戦」の最前線となっています。そのヨルダンと日本。1954年に国交を樹立して以来、良好な関係を築いています。1989年の「大喪の礼」には、当時のフセイン国王が出席。現在のアブドラ国王も親日家で、来日回数は11回に上っています。民間レベルでの交流も盛んです。ヨルダンでは日本のアニメやマンガが若者を中心に絶大な人気に。武道や日本食への関心も高まっています。2014年10月現在、ヨルダンに住む日本人は332人。多くの日本企業が中東の拠点をヨルダンに構えています。こうした状況もあり、日本政府はヨルダンに対し、ODA(政府開発援助)を通じ、これまでに約3100億円の支援を実施してきました。

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