上海株式市場、大幅下落 当局の下支え策むなしく[2015/07/08 13:40]

 中国・上海の株式市場では取引開始後に売り注文が相次ぎ、代表的な株価指数が一時、前の日と比べて8%以上、急落しました。

 中国当局は、株価の下支え策を相次いで打ち出していますが、下落傾向に歯止めが掛かりません。上海市場では、代表的な株価指数が7日の終値と比べて一時、8%以上、下落しました。
 個人投資家:「株価が上がらない。こんなに下がってしまったのは初めて。普段は上がったり下がったりするが、今回はそれがない」
 市場の過熱感から売り注文が相次いだことが一因とみられます。中国人民銀行は、政府系の金融機関を通じて株式市場の安定を図る方針を表明しています。

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