中国副主席が残留孤児と面会 日中の友好望む[2015/07/16 05:57]

 6年ぶりに訪中している中国残留孤児の一行が、李源潮国家副主席と面会しました。李副主席は自らの体験を披露し、日中友好の意義を強調しました。

 李源潮国家副主席:「中国人民は日本人民との真の友好を望んでいます。これは、中国の大部分の人の真の願いです」
 李副主席は、自らの幼稚園の恩師が残留孤児の日本人だったエピソードを披露し、「残留孤児の皆さんは日中関係の発展に貢献してくれた」と感謝の意を表しました。また、「残留孤児と中国人の絆が日中両国民の友好のモデルになることを希望する」と述べ、日中友好の意義を強調しました。これに対し、訪中団の団長を務める池田さんは、「我々は戦争の犠牲者で、平和であってこそ安心して生活できる」と平和への思いを語りました。

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