ウィンブルドン“八百長横行疑惑” テニス界に激震[2016/01/18 12:43]

 イギリスのメディアは、テニスのウィンブルドン選手権などの国際大会で大規模な八百長が行われ、試合で負ける見返りに選手が多額の現金を受け取っていた可能性があると報じました。

 イギリスのBBCなどは、テニス選手の間で長年、八百長が横行し、過去10年間で世界ランキング50位以内の選手16人が不正に関わった可能性があると報じました。関与したとされる選手の名前は明らかになっていませんが、ウィンブルドン選手権など四大大会で優勝した選手も含まれるほか、18日から開幕する全豪オープンに疑惑のある選手8人が出場するとも報じています。ロシアやイタリアなどの賭博グループが八百長に関与しているとみられ、選手は試合で負ける見返りに5万ドル(約590万円)を受け取っていたということです。男子プロテニス協会などは、八百長疑惑について把握していたにもかかわらず、調査してこなかったとも伝えていて、今後、協会への批判も高まりそうです。

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