“ミサイル”捉えた…飛翔体が炎を上げながら垂直に[2016/02/07 11:51]

 北朝鮮は、事実上の「長距離弾道ミサイル」を日本時間の7日午前9時31分ごろに発射しました。中朝の国境付近では、北朝鮮・東倉里(トンチャンリ)の発射場の方角から飛翔(ひしょう)体が炎を上げながら垂直に上がっていく様子をANNのカメラがはっきりと捉えました。

 (山本志門記者報告)
 北朝鮮のミサイル発射基地・東倉里から西に約50キロほど離れた中朝国境の街の中国側にいます。発射は日本時間の7日午前9時半ごろでしたが、まさにその時間に突然、低空で強い光を放つ飛翔体を確認しました。飛翔体は初め、垂直にぐんぐん上がっていき、さらに加速する形で高度を上げていきました。その後、南の方角に確度をつけながら上昇していきました。肉眼で確認できた時間は1分半ほどで、その後には長い雲が連なっていました。こちらの天候は雲一つない快晴で、風もほとんどありません。発射の条件が気候的にも整っていたものとみられます。

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