「アイスクリームを配達」…道路に進入 ニーステロ[2016/07/16 11:51]

 フランスのニースで起きたテロ事件で、実行犯の男は「アイスクリームを配達している」と話して現場の道路に進入したことが分かりました。

 (金子陽記者報告)
 事件発生から丸1日が経過しましたが、現場の道路は今も封鎖されています。テロの犠牲者は少なくとも84人に上り、現場には数えきれないほどのろうそくや花が手向けられていますが、その周囲には銃を持った警察官らが立って夜通し警備を続けています。実行犯の男は冷凍機能付きの大型トラックで現場の道路に入っていますが、その時、入り口で検査をした警察官に対し、「アイスクリームの配達をしている」と答えていたということです。また、男はトラックをニース郊外のレンタカー会社から犯行3日前の11日に借りていて、周到に準備していた可能性が考えられます。当局はイスラム過激派とのつながりがなかったかどうかも含めて捜査をしていますが、地元メディアは容疑者の父親の話として宗教的なつながりはなかったと伝えています。

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