「試合は戦争だ」選手に暴力疑惑の会長、強気の発言[2016/08/25 14:58]

 リオデジャネイロ・オリンピックの会場でメダルを逃した女性選手に暴言を浴びせて殴ったと指摘されているロシアレスリング協会の会長が会見し、「あの選手には努力が足りなかった」と主張しました。

 ロシアレスリング協会・マミアシビリ会長:「試合は戦争だ。弱さは許されず、限界まで努力すべきだ。もし私が冷静だったら、緊張感が生まれなかっただろう」
 マミアシビリ氏は暴言については謝罪したものの、殴ったかについては「選手は興奮していて認識を誤ったのだろう」などと繰り返し、明言を避けました。この会見を受けて、殴られたと主張しているロシアのトラジュコワ選手(25)は「謝罪になっていない」とコメントし、法的手段に訴える方針です。

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