「イスラム国」自爆で応戦 モスル奪還、長期戦か[2016/10/18 10:35]

 過激派組織「イスラム国」の重要拠点であるイラク第2の都市・モスルの奪還作戦は、依然、イラク軍側と「イスラム国」との間で激しい戦闘が続いています。

 現地のメディアによりますと、イラク軍などはこれまでにモスル南東部の9つの村を制圧しました。また、イラク軍や有志連合の空爆によって「イスラム国」の戦闘員40人以上が殺害されたということです。これに対し、「イスラム国」は自爆攻撃で応戦し、激しい戦闘が続いています。さらに、今後、「イスラム国」がモスルの住民を人間の盾として利用する可能性があると国連は懸念しています。
 アメリカ国防総省・クック報道官:「イラク軍は攻撃目標を見つけ、作戦は予定よりも進んでいる」
 一方、イラク軍を支援するアメリカは、初日の作戦は成功したと評価しました。アメリカ軍の幹部はモスルの奪還までに数週間、もしくはそれ以上かかるだろうと声明を出しています。

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