ドゥテルテ氏、訪中“南シナ海”硬軟両面で対応か[2016/10/18 17:22]

 南シナ海問題で、どこまで強く主張するのでしょうか。

 フィリピンのドゥテルテ大統領は、18日から中国を訪問し、習近平国家主席らと会談します。大統領は、南シナ海問題について「主張を続け、取引はしない」と強調する一方で、中国メディアには「南シナ海での共同開発や経済的援助を求めたい」と答えるなど、歩み寄る姿勢も見せています。中国側は、経済支援と引き換えに中国の主張を否定した仲裁裁判の結果を棚上げしたい考えで、中国の新華社通信は、「両国関係が正常な軌道に戻るグッドタイミング」と報じています。

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